「断熱」最近よく耳にすると思います

そもそも断熱性能とは 建物が外気の影響を受けずに室内の温度を保つ能力を指します。断熱性能が高い家では、冬は暖房が逃げにくく、夏は冷房が効きやすいため、光熱費の節約につながります。

断熱性能が良いか悪いか比較するものは何かお伝えします。

窓の性能はU値で表され Uwと記載されます。U値は熱貫流率のことでどれだけ熱が伝わりやすいかを示し、「W/㎡K」という単位で表します。窓のU値(Uw)は数値が0に近ければ近いほど熱が伝わりにくく断熱性に優れています。数値が大きい程窓から失われる熱が多いことを示します。

(具体例)

アルミ引違窓+単板ガラス       6.51W/㎡K

アルミ引違窓+複層ガラス     4.07W/㎡K

アルミ引違窓+LowE複層ガラス  3.49W/㎡K

断熱性能が低ければより多くのエネルギーを発生させる為、光熱費が上がります。

お家の窓はいかがでしょうか。多くの日本の住宅は アルミサッシ+単板ガラスまたは木の窓に単板ガラスといったところでしょうか。冬の時期すきま風や結露などに悩まされていませんか。

住宅の省エネルギー化を積極的に推進するため 国が推進してきた補助事業があります。2023年度から環境省・経済産業省・国土交通省の3省が連携し、住宅の断熱リフォームや高効率給湯器の導入といった取り組みに対して補助金を支援するものです。1種に限らず、2種以上の工事を組み合わせて補助金を受けることが可能です。

例えば窓の断熱改修及び高断熱浴槽の設置などあわせて申請が可能です。

但し昨年より条件が見直され、少し厳しい条件になりましたが、複数の組み合わせでの申請もご検討いただけるチャンスです。

今回は住宅開口部の断熱改修にスポットを当てます。

対象となる事業は 先進的窓リノベ事業と子育てグリーン事業です。

内容として 大きく分けると4点です。 

  • ガラス交換
  • 内窓設置
  • 外窓交換
  • 玄関ドア交換

その中で手軽にお得に窓の断熱性能をアップするおすすめは内窓設置です。

窓の内側に新たに窓を設置します。既設窓との間に空気層ができるので 熱が伝わりにくくなる為 結露防止にもつながります。

内窓設置は 先進的窓リノベ、子育てグリーンのどちらも可能ですが、断熱性能によって補助額が違います。

窓リノベでは  熱貫流率U値 1.9以下

子育てグリーンでは 熱貫流率U値2.3以下(戸建)の製品に対して可能です。

結果をお話すると窓リノベを利用した断熱をお勧めします。

子育てグリーン事業は断熱性能が低い上に、補助額も少なく、本年度の子育てグリーン事業は条件が厳しくなりました。

子育てグリーン事業の必須工事は2種類以上の必須工事が必要です。

子育てグリーン事業 必須工事

  • 開口部断熱
  • 外壁、屋根、天井又は床の断熱改修
  • エコ住宅設備の設置

上記いずれかの2種以上の工事を行うことが条件です。

エコ住宅設備とは 太陽光利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器などの設備工事です。

 上記必須工事をご検討の方は 子育てグリーン事業での申請も1つです。単純に開口部断熱のみご検討の方は 窓リノベ事業で申請するのがベストです。

先進的窓リノベ 補助額

例えば 製品代に対してどれくらいの補助額があるのでしょうか。

おすすめグレードS  LowEガラス アルゴンガス入 熱貫流率Uw1.5以下でみましょう。

掃出し窓 W1700×H2000 定価205,920円  補助金65,000円

引違い窓 W1700×H1200 定価100,320円  補助金44,000円

引違い窓 W800 × H900 定価71,610円   補助金28,000円

上記3点の製品代(税込)合計377,850円に対して137,000円の補助額を受けることができます。

実際昨年度までにこの内窓を設置いただいた施主様は 断熱性能アップの手ごたえを予想以上に感じておられます。

また結露の抑制、防音効果についても実感されました。

子育てグリーン事業 補助額

参考としまして 子育てグリーン住宅支援で同じサイズの内窓を取付けした場合、ガラスは複層ガラスです。

掃出し窓 W1700×H2000 定価163,130円  補助金17,000円

引違い窓 W1700×H1200 定価78,210円  補助金13,500円

引違い窓 W800 × H900 定価56,870円   補助金11,000円

上記3点の製品代(税込)合計298,210円に対して41,500円の補助額です。

しかしこの3カ所で申請する場合、上記子育てグリーン住宅補助金は 先に述べましたとおりこの開口断熱改修以外にもう一種の必須工事が必要となってきます。その上でその2種以上の工事の補助金額合計が50,000円以上ないと申請ができません。

内窓設置は空気の入れ替え時に2つの窓を開閉するので面倒くさいと思われる方もいらっしゃいますよね。それでも断熱の見直しを検討したい方は 外窓の交換もおすすめです。

外窓交換には 2つの方法があります。既設窓を完全に取り外して新設するタイプと既設の窓枠を残して新たな窓で覆うカバー工法があります。

この機会に断熱性能をあげたいとお考えの方は一度ご相談ください。

お客様のベストな方法をご提案させてください。