地球にやさしい次世代の新素材
環境事業部では、長く建築関連に携わる中で廃ガラスの有効活用に着目しました。廃ガラスの一部は、ガラスからガラス、ガラスからグラスウール、ガラスからグラスファイバーなどにリサイクルされていますが、どれもアップサイクルはされていません。
産業廃棄物として埋め立て処理されているガラスも有ります。廃ガラスをアップサイクルする事で高い付加価値を持ち、様々な分野・用途でご活用いただき、地球に還元する事が出来る新素材『グラセーラ』が生まれました。
グラセーラ
その名前の由来はガラス（Giass）とセラミック（Ceremic）の特性を持ち合わせている事からグラセーラと名付けられました。『グラセーラ』とは、廃ガラスを主原料に無機系多孔質軽量発泡資材にアップサイクルした製品です。
グラセーラは、軽量・多孔質・保水力・不燃・通気・透水などの特性が有り、それらの特性を活かして、建築資材・農業資材・水浄化資材・消臭資材・清掃関連資材など様々な分野・用途でご使用いただけます。
廃ガラスを原料に多孔質軽量発泡資材は、他社でも製造されていますが、他社との大きな違いは原料の廃ガラスにあります、他社はビンガラスを主な原料として使用しておりますが、弊社のガラスは全て窓ガラス１００％です。同じガラスと思われますが、ビンガラスは日本国内のメーカー以外にも海外のビンガラスも混入しており、その品質はバラバラで中には重金属と言われる有害な物も含まれています。
窓ガラスは品質が安定しているので製品に加工しても同じ品質の製品供給が出来ますので安心安全な製品と言えます。
「ウォールマジック」
「ウォールマジック」は建築資材の塗り壁材として壁に塗る事で、空気中の有害物質の除去、調湿効果、断熱効果が有ります。しかも柔軟性がありますのでクラックなどを軽減出来ます。
「ミラクルサンド」
「ミラクルサンド」は固まる土、防草砂などと同じ製品になりますが、その違いは吸水が３倍に向上します。
夏の暑いときは打ち水をする事で気温上昇を防ぎ、ゲリラ豪雨の際には洪水対策にもなります。
主原料は無機系多孔質軽量発泡資材で７０％はケイ素で害の無いものです。
弊社のミラクルサンドは、土木の分野において、土系舗装材料と呼ばれる表層材です。
ホームセンターなどでも売られている「防草土、固まる土」と性質は同じですが、保水性が全く違います、ミラクルサンドは他社品の約３倍の保水が可能です、夏の猛暑による気温上昇を高い保水性で気化熱削減が出来て涼しさが可能です。
他社品と同様に雑草にも効果はあります。
保水比較データ
硬化体の詳細
供試体サイズ：10cm×10cm×2.5cm
W／B：8,12,16％（固まる土）30,40,50％（グラセーラ硬化体）
作製手順：粉末を充填→圧粉→1次散水
（固まる土：水4％分、グラセーラ硬化体：水15％分）→1時間放置→2次散水（残り分の水）
養生：気中、封緘状態にて3日間養生
吸水率評価の詳細
吸水：20±2℃の水中にて24h程度吸水
重量測定：吸水後の重量を測定
乾燥：105℃にて48h程度乾燥
重量測定：乾燥後に重量を測定
本実験系において、固まる土の平均吸水率が11.4％、グラセーラ硬化体の
平均吸水率が32.6％となり、固まる土に比べて21.2％程度高いことが分かった
配合詳細
収穫量UP！（農業資材）
農業資材としてはグラセーラを使用する事で収獲量がUPします。収獲量UPは野菜だけではなく、果樹などにも効果が有ります。
作物の肥料の削減も可能で、収穫量UPと肥料削減の効果で農家の収入UPにもつながります。
塩害地でも効果が期待でき、連作障害も無くなります。
国内農地・海外農地で多くの実績が有ります。
グラセーラのお問い合わせは
グラセーラについてのお問合わせは、こちらのフォームまたは直接お電話にてお問合わせください。カタログやサンプル品の送付、プラントの見学など、お気軽にお問合わせください。
