築年数が古い住宅 木製の窓、木製の雨戸だったり ジャバラ式のアコーディオン雨戸だったりのお家ありませんか。また雨戸がついてないお家もありますよね。最近の新しい住宅でも雨戸がついてない窓をよく見かけます。

雨戸のトラブルとして よくご相談いただくのですが 「雨戸の開閉が重い」、「開閉ができなくなった」です。
築年数と共に私たちも年齢を重ねていくため 体力的に重く感じることも一つの原因です。
しかし気候条件や経年劣化で開閉ができなくなることもあります。
例えば 雨戸の下に 戸車がついていて その戸車で開閉をスムーズにするのですが レールに砂やほこりが付着していると戸車がうまく動かず開閉が重くなったり、戸車を痛めるため 変形してしまうこともあります。そんな時は戸車だけを交換することも可能ですが、古い雨戸だったり、特殊な雨戸だったりすると メーカーやホームセンターなどで取り扱いがなく結局雨戸の交換をする必要があります。 もしくはそのまま放置した状態で いざというときに雨戸が使えなくなります。せっかくの雨戸も役に立たないともったいないです。

雨戸のメリット、デメリット

雨戸のメリットについて 主に4つあります。
防災
防災 台風などによって引き起こされる大雨や防風から住宅を守ります。
住宅の中でも窓に飛来物が衝突してしまえばガラスが割れてしまい飛散したガラスなどでケガをしてしまいます。
よこなぐりの雨が家の中に入るなど 様々な被害も考えられます。
防犯
 窓ガラスを割って住宅内に侵入する空き巣などの窃盗被害を防ぎます。
遮光
 西日などの光を遮る遮光効果があります。
断熱
 ガラスと外気が直接触れ合わないので 熱の流出を防ぎます。
その為光熱費の削減対策になります。
他にも防音効果であったり、また 火災の延焼防止にもつながります。これは 金属製の雨戸の場合ですが、熱に弱いガラスの代わりに金属製の雨戸が火災の延焼を防ぎ 家の中のものを守ってくれたり、逆に家の中で起こった火災が燃え広がったりするのを防ぎます。

雨戸のデメリットについても少しふれておきます。
費用がかかる
 雨戸を設置するには お金がかかります。雨戸を取付ける窓が多ければさらに高額になります。
建物の景観に影響がでる
 シャッター部分を巻き取って収納するシャッター雨戸でさえも家の外観に影響を与えます。
また引戸タイプの雨戸であれば 使用しない時に雨戸をしまう戸袋が必要なので 窓の片側にそのスペースが必要になります。
開閉が億劫である


このようにメリットとデメリットを考えたうえで 雨戸の必要性を考えてはいかがでしょうか。

雨戸の種類

大きく分けて2種類あります。横に引く雨戸タイプと シャッタータイプです。
雨戸タイプは 窓の横に 雨戸をしまい込む戸袋があり 雨戸を使用する際は そこから引き出して使用します。
また シャッタータイプは 窓の上部に巻き込んであり、使用時に降ろします。
価格的には 雨戸タイプのほうが安価です。
雨戸、シャッター 両タイプでもいろんな種類があります。
まずは 雨戸
雨戸 一般的には スチール素材で 木製より 軽量で耐久性に優れています。デメリットとしては 素材上断熱性能が低いです。
この断熱性能をアップする雨戸もあります。内部にウレタンの断熱材を充填した厚みのあるパネルで断熱性に優れています。断熱雨戸は 防音効果にも優れています。
これらの雨戸は採光されていないので 雨戸を閉めた状態ですと 室内が暗くなります。
そこで雨戸を閉めていても光が入って、風も通るタイプがあります。
これは 通風雨戸といいます。ルーバーの角度を調整して開閉することで 風や光を取り込み、また全閉することもできます。

次にシャッター雨戸
最近の住宅ではこちらのタイプが主流になっています。
先ほどの雨戸は 雨戸をしまう戸袋が窓の横に必要な為 ある程度の幅を確保しなければいけなかったのに対し、シャッター雨戸は上下に開閉するので 窓の横に余裕がなくても大丈夫です。
シャッター雨戸は 手動タイプと電動タイプがあります。
一般的に手動タイプが主流ですが 日々の開閉がおっくうになるため 電動に交換されるお客様もいらっしゃいます。
電動タイプは 窓を閉めた状態で、開閉が可能です。停電の際 開閉ができないのでは?と心配になりますが、停電など非常時には 手動で開閉が可能です。
シャッターの降下中に障害物にあたった場合も感知して停止します。

また 電動タイプには 通風雨戸のように 彩風、採光をリモコンで簡単にできるタイプがあります。
窓を開けたまま 風や光を取り入れながら防犯対策が可能です。

最近ゲリラ豪雨や突風、竜巻などの被害が各地で相次いでいますよね。
私たちの暮らしが少しでも安全で快適に暮らせる為に 雨戸の取替、新設を考えてみてはいかがでしょうか。
昔ながらの木製の窓や雨戸も アルミサッシに交換して ガタガタ音の低下、すきま風がなく快適な暮らしができるようになったなど 多くのお客様に喜んでいただいております。
また 雨戸がなかった窓に雨戸を取付けることもできますし、既設の横引の雨戸を撤去せずシャッター雨戸を設置することも可能です。既設雨戸の解体撤去処分費用が不要なのでコスト削減になります。
シャッター雨戸を取付ける際 窓の上部分にシャッターをしまうボックスのスペースが必要以上に余裕がなくても取付可能な場合もありますので、諦めずにお近くの施工店にご相談ください。

もちろん弊社でもご相談承っています。
弊社は地元桑名市を中心に 三重県北勢部、愛知県西部、岐阜県養老町、海津市辺りからもご相談をいただいて実際施工もさせていただいています。

住まいのお困りごとございましたら一度ご相談ください。迅速丁寧にご対応させていただきます。