季節の変化も早いですね。この間まで暑かった夏の季節が あっという間に朝晩冷え込みが強くなりました。暖房器具も恋しくなる季節です。
そこで忘れかけていた結露問題が現実化して悩みの種になります。
結露が起こる原因から冬対策を考えてみたいと思います。
急に温度が下がると空気中の水蒸気が水になる。これが結露という現象です。
なぜ空気の温度が下がると結露が発生するのでしょう。それは、空気は温度が高いほど多くの水蒸気を含みます。
暖かい温度が急激に下がると、水蒸気を含むことが出来なくなります。
追い出された水蒸気が「結露」として発生するのです。
建物の中で熱の出入りが最も多いのは 窓などの開口部です。冬は外へ逃げる熱の50%以上が窓から逃げ出します。 納得ですよね。 ガラスについた水分をそのままにしておくと床や柱など傷める原因になりますし、カビが発生します。カビが発生するとどうなるか?ご存じの通り健康被害に繋がります。
快適な暮らしを長く続ける為に 窓から熱を逃がさないように断熱することが大切です。

最近の住宅の窓は 樹脂サッシ、ガラスはペアガラスと断熱できるものに変化しつつあります。
しかし 日本の住宅は まだまだ低断熱の窓(単板ガラス)を使用している住宅がほとんどだそうです。 平成25年住宅土地統計調査結果(総務省統計局)によりますと74%の住宅が単板ガラスを使用しています。
単板ガラスをペアガラスに変更するだけでも効果が表れますが 枠部分をランクアップすれば断熱性能が期待できます。
樹脂サッシとは 主に塩化ビニール樹脂でできているサッシで フライパンや鍋の取手部分にも使用されている素材で 熱伝導率がアルミの1000分の1と非常に低いです。
断熱性能以外にも 腐食やさびに強く、防音、気密性が高い、結露しにくいといった特徴があります。

ガラスもペアガラス以外にLowEガラス、スペーシア(真空ガラス)など断熱に優れたガラスがたくさん出回っています。それぞれの特徴は添付の通りです。

『ペアガラス』 2枚のガラスの間に空気層をいれて熱を伝わりにくくしている
『LowEガラス』ペアガラスの間に金属膜を入れることでより熱を伝わりにくくしている
『スペーシア』 2枚のガラスの間に0.2㎜の真空層を作り金属膜で熱を伝わりにくくしている
価格は ペアガラス < LowEガラス < スペーシアです。

また 内窓と言って 今あるサッシの内側に障子をつけることで断熱性能が期待できます。
内窓 これは 開閉の際に2枚の扉を開閉しなくてはいけないので 面倒と思われる方もいます。しかし障子をつけることでアルミの枠が殺風景な色から 木目調の色が選べますので お部屋の雰囲気を変えることも可能です。

断熱性能や予算にあわせて選択が可能です。
この冬 寒さ対策、結露対策として、光熱費削減にも役立つ方法を考えて見るのはいかがでしょうか。